皆さんはご存知ですが?特定調停のメリットとデメリット

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皆さんはご存知ですが?特定調停のメリットとデメリット

特定調停とは

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特定調停は、債務整理の方法の一つで、裁判所を通して減額の手続きを行います。支払い不能には陥っていないものの、この先で借金の返済が滞る可能性があるといった状況の債務者の経済的再生を行うために、債権者と減殺方法などについて話し合う手続きをすることです。特定調停の申し立ては簡易裁判所で行います。任意整理と個人再生の中間にあたる制度になります。

メリット

  • 借金が減額される可能性がある

借金し始めのころまでさかのぼり、利息制限法の上限の利率まで引き下げられて再計算することで、現在の債務額が引き下げられることがあります。また、今後支払わなければならないであろう利息が免除されることになります。

  • 費用が安い

他の債務整理に比べて、安い金額で行うことが可能です。任意整理の場合は弁護士などが代理人として手続き・交渉などを行うので、弁護士との契約次第となりますが費用が高額になります。それに比べて特定調停の申し込み手数料は、自分で手続きを行う場合は債権者1社当たり500円程度で済みます。

  • 手続きが難しくない

特定調停は、専門知識がなくても簡単に利用できるようになっています。また特定調停では仲介となってくれる調停委員が色々とサポートしてくれます。債務者本人は債権者と交渉する必要がないため、知識の乏しい素人の方でも利用しやすくなっています。

  • 強制執行の停止

強制執行をされると、債務整理が困難になってしまい、経済的再生が出来なくなってしまう恐れがあります。そのために、強制執行を停止する制度が用意されています。特定調停の手続きの最中に、強制執行の停止を申し立てすることによって強制執行を停止させることが出来るようになります

  • 債権者の選択

特定調停を行う債権者を自由に選ぶことが出来ます。なので、住宅・自動車などの財産を残すことが出来ます。

  • 資格制限がない

自己破産をしてしまうと警備員や生命保険の募集人などの特定の職業に就くことが出来ませんが、特定調停にはそのような制限はありません。

デメリット

  • ブラックリスト入り

これはどの債務整理も一緒になりますが、信用情報機関に記録されます。期間として最低5年は自己情報が記録されます。ブラックリストにより、ローン審査や新規のクレジットカードなどが制限されます。

  • 返済できなかった場合

特定調停により決められた返済計画は原則3年となっていますが、計画通りに返済が出来なかったり、滞納してしまうと、収入などの差し押さえなどの強制執行が行われる可能性があります。

  • 過払い金の返還を受けられない

特定調停は、経済的再生を図るのが目的のため、過払い金の請求は行いません。もし債権者に過払い金が発生した場合は、特定調停とは別途で過払い金返還請求訴訟が必要になります。

  • 裁判所に何度か行く必要がある

裁判所を通して行われるため、裁判所から債務者本人に書類・通知が送られてきます。裁判所によって決められた期日には、必ず行かなければならないので仕事などに影響が出る可能性があります。通常は2回行くことになりますが、場合によって3回以上行く場合も存在します。

  • 調停が成立しない場合がある

特定調停は、話し合いによって借金を減額するため、債権者が返済計画に同意しなければ調停が成立にならず債務整理が行われません。

まとめ

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このようにメリット・デメリットがありますが、任意整理や個人再生に似た部分が存在します。ですが、特定調停の手続きを行う場合は、基本的に個人ですることをお勧めします。弁護士等に依頼もできますが、その場合は個人で行うよりも遥かに費用が掛かってしまいます。なので、特定調停を行うにせよ、債務整理が必要だと感じたときは、一度相談するのが一番です。

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